不動産投資 副業と複業の違いについて

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「もっとお金がほしいから、会社とは別に副業をしたい」

そういった理由で不動産投資を始めたい、というサラリーマンの方からのご相談に乗ることが良くあります。

現実的に、そう考えているサラリーマンが増えているそうです。

多くの場合、副業をするとは「自分の時間を売って稼ぐ」ということ。

たとえば趣味や特技を活かす「週末起業」や、会社の終業後に働く「アルバイト」などがこれにあたるわけです。

つまり、いかなる場合にも「就業以外の時間を使って稼ぐ」という条件つきです。

このように、サラリーマンの副業は「時間」が中心にあります。

しかし、自分の体はひとつだけです。

労働力にも限界があるので、どれだけ副業をがんばれるかという問題を無視するわけにはいきません。

 

複業という考え方

一方、投資家の「お金を働かせる」という発想は、自分の労働時間や労働力の壁を乗り超えてしまうものだと思います。

もはやそこには「副業」ではなくて「複業」という考え方がベースになっています。

たとえば投資案件を3つ持つなど、お金を生み出す仕組みをいくつも持つということです。

お金を生み出す仕組み1号機、2号機、3号機が同時に走っていれば、1号機が転んでも、2号機と3号機があるという状況。

もちろんそこに、時間の制約や自分自身の労働力は無関係です。

一方でサラリーマンがより多くのお金を稼ごうとするのだったら、時間単価を上げるか、労働時間を増やすかしか選択肢はありません。

しかし、それは困難なこと。

「だから副業で労働時間を増やすしかない」という発想になってしまいがちですが、副業にも「時間単価」「労働時間」の問題はついてまわるもの。

アルバイトなら、時給が上がるか、さらに長時間働くかしかないということで、結局はいつまでたっても「時間」の制約から逃れられないということです。

そんな状況から抜け出すためには、「時間単価」「労働時間」が支配する世界から、「お金がお金を生み出す」世界へと脚を踏み入れることが必要です。

 

いまの給料を上回る不労所得を目標にする

「嫌な上司のためになんか働きたくない」と思うなら、「いつでも会社を辞められる」ようにするため、お金を働かせて経済的な余裕を得ることに目を向けるべきです。

そして「(投資などによる)不労所得が、現在の労働所得を上回ったとき」に初めて、会社を辞めるという選択肢を手に入れたと考えるのです。

ある書籍に、「生活するうえでの必要最低限のコストを不労所得で確保できたら、サラリーマンを趣味にできる」と書いてあったのを思い出しました。

こちらは大胆な発言にも聞こえますが、実はそれどころか堅実な発想です。

たとえば現在の給料が40万円だとして、「20万円あれば生活できる」状態だった場合、不労所得が20万円を超えたら、「義務」ではなく「趣味」としてサラリーマンをやっていくだけの心の余裕が生まれるという考え方なのですから。

つまり足元を固めておくことは必要最低限の条件であり、もしも「上司が嫌だから会社を辞めてやる」というのであれば、労働所得を上回る(いまの給料を超える)お金が必要だということ。

仕事が好きで、それを極めようとして会社に勤めている人が、さらに良い環境を求めて転職するとしたら、それは「仕事を極めるにあたり、よりよい環境で働きたいから」ということになるはずです。

こうした場合にも当然ながら、生活するうえでの必要最低限のコストを不労所得でまかなえていることは安心材料になります。

逆にいえば、不労所得がなければ、現在の状況にいつまでもしがみついているしかないということになります。

そして不動産投資をはじめとした各種投資は、現状を打開して未来の選択肢を増やす手段です。

投資をはじめて不労所得が生み出されるようになれば、それは単に「お金が儲かった」ということではなく、自由に働くための仕組み作りが出来たということになるのです。

2015年も残りわずか、来年は自由に働く仕組み作り、はじめませんか^^

 

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