中古住宅の流通促進に国が本腰を入れています。
昨日は、一級建築士で、インスペクターの資格を持つ永野さんと情報交換!
国が進めている中古住宅・リフォームトータルプランや、既存住宅の瑕疵保険などの情報をお聞きしました。
日本は、相変わらず、アメリカに比べると、圧倒的に、中古よりも新築市場が大きい。。。
建物の寿命が短く、流通価値も低いですよね。
アメリカで築20年の戸建てといったら、まだ新しいほうなのに、日本だと、建物の流通価値は、木造だとほぼゼロですからね。
国としては、2020年までに、中古住宅流通・リフォーム市場の規模を倍増(20兆円)しようと取り組んでいます。
そのための対策の一つが、
インスペクション(建物診断)の普及や
既存住宅の瑕疵保険制度です。
不動産ファンド(不動産証券化)の取引では、
契約前に、
エンジニアリングレポート(ER)という
建物の詳細調査(土地地歴調査、PML値による地震リスク評価を含む)の実施が必須なのですが、
個人間の中古不動産の取引においては、
契約前に、
建物調査をするというのは、まだ稀ではないでしょうか。
これは、日本の不動産取引の流れや慣例が影響しています。
中古不動産の取引を活性化するためには、
売買取引の仕組み自体も変えて行く必要があると思います~
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