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早速ですが、最近の芸能ニュース等を見ていると、芸能人が不動産投資をするケースが増えてきたように思います。
芸能人の不動産投資と言えば、島田伸介さんが有名だと思います。「資産40億円」「芸能界の不動産王」とも言われていたようですね。巨額の資産を築いたのは、やはり本業が大成功したから。そして、その両輪としての投資の存在があり、複数の収入源をいち早く確保できたことが大成功の要因なのでしょう。
その他に不動産投資をしている芸能人を調べてみました^^
★キャイ~ン・天野ひろゆきさん
推定8億円とも言われる資産が話題になりましたね。天野さんは不動産をはじめ株式や国債、不動産投資信託などで資産運用しているようです。
★TIM・レッド吉田さん
お子さんが通っていた幼稚園のパパ友の不動産投資家に影響を受け、アパート経営の勉強を始めたそうです。世田谷区内の駅徒歩5分の場所に54坪の土地を購入して、8戸のロフトつきアパートを所有しているとのこと。
★スギちゃん
絶頂時には年収数千万円とも言われたスギちゃんは、中古のアパートを一棟買いして、月30万円以上の家賃収入があるといいます。ワイルドじゃない堅実な一面ですね。
★壇蜜さん
土地を購入後にパーキング会社と契約し、都内3カ所で駐車場を経営。その収入だけで年800万円程度は稼いでいるようです。
★コウメ太夫さん
エンタの神様でブレイクした絶頂時に約5,000万円の中古アパートを一棟買いしていて、今も大家として月35万円の収入を得ているようです。
上記の芸能人の方々以外にも不動産投資に精を出す芸能人は少なくありません。芸能界で不動産投資がブームになっているのか、SMAPの木村拓哉さんや内村光良さん、劇団ひとりさん等がアパート・マンション経営をされているようです。
ここで、芸能人が不動産投資を行う背景について考えてみましょう。
ご存知の通り、芸能界は売れれば大きな収入を得ることが出来る一方で、メディアへの登場機会が減れば途端に収入が減ってしまう世界であることはイメージ出来ますね。こういった収入の不安定さを補うためのリスクヘッジとしての不動産投資の側面が見えてきます。
では、不動産投資は大きな元手をもつ人にしか出来ない投資なのでしょうか。
サラリーマンの収入は、芸能人のような爆発力?はありませんが、芸能人にない大きなアドバンテージがあります。それは、
与信です。
サラリーマンには「与信」という財産があるのです。
与信とは「この人にはいくらまでならお金を貸すことができる」と査定すること、つまり、人物の信用評価を行い、信用する限度額を設定する(与える)ことを言います。
この与信を考えるためには、本人の属性、たとえば勤務先、年収などの、社会的、経済的背景のことを考慮します。
年齢、勤続年数、雇用形態、勤務先規模、年収、居住年数、居住形態、家族構成など多岐に渡る項目が検討され、「この人の社会的、経済的地位はこのくらいだから、いくらまでなら貸すことができる」という形で判断が下されるのです。
与信と属性という言葉は、自営業や会社経営者でしたら周知の言葉です。
たとえば「当社は○○銀行に△千万まで融資の枠がある」、これが会社の与信であり、この与信限度額をうまく活用しながら経営し、利益を上げています。
日常、サラリーマンが与信という考え方に接する機会は、住宅ローンの申し込みの時くらいだと思います。
その際、「こんなに私は借りられるの!?」とびっくりした経験はありませんか? そう、サラリーマンの与信評価は意外と高いのです。
たとえば、同じ年収の自営業の方とサラリーマンであれば、間違いなくサラリーマンのほうが与信は高くなります。
それは、サラリーマンのほうが収入が安定していると評価されるからなのですが、この考え方から、サラリーマンより年収の多い小企業の社長さんより、サラリーマンの与信が高くなるケースもあるのです。冒頭で例を挙げた芸能人は個人事業主となりますので、与信としてはサラリーマンより劣ります。
サラリーマンが不動産投資するポイントは「与信」を生かすことです。
仮に、今後リストラや倒産、年金問題等の不安定な要素を感じているのであれば、先ほどの芸能人の例のように、リスクヘッジとしての不動産投資を開始するにあたっては、与信を活かさない手はありません。
企業が与信限度額をうまく活用しながら経営して、利益をあげていくことは当然の経済活動として行われていますが、個人が与信を上手く活用することについては、まだまだ浸透しているとは言えません。
与信は使わなければ利益を生むことはありません。しかし、着実な収益の見込める投資にこの与信を活用すれば、「最小の自己資金」+「借入金」で自分の想像以上の物件を入手し、利益を得ることも可能です。
サラリーマンの収入+与信を活用した不動産投資、この収入の両輪を回すことで経済的な安定を築くことが出来るのです。
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